同じ人間なのに中身は全く別物
察しない男、説明しない女という本もあるようにコミュニケーションの取り方にかなり差がある。
基本的に男女は分かり合えない存在であると思っているが、だからと言ってコミュうにケーションを取ることをやめてしまってはいけない。
今回は僕が姉と話していて感じたことを書こうと思う。
まず女性のコミュニケーションの肝はとにかく共感することにあるという。
基本的にアドバイスや批判はあまりしないらしい、良いことだろうが悪いことだろうが、誰かが話したことを肯定してあげる。
女性は共感しあうことによって距離を詰めていくらしい、内容ではなく共感できる部分が多いかどうかというのも仲良くなるために必要な要素らしい。
対して男性は基本的にドライ、仲の良い友達でも違うと思ったことは指摘するし、アドバイスもガンガンする。
僕は男だから他人の考えに関して結構口出しをするし、口出しもされる。(僕だけかもしれない笑)
どうやら男性同士のこういった行為は女性からすると理解できないらしい。
なんで共感してあげないの?みたいに思うらしい。
男性のコミュニケーションは仲が深まれば深まるほど適当になる。(女性もそうだろうけど)特に男性はそうなりやすい傾向にあると思う。
男性は仲良くなる際に相手を完全に信頼してから仲良くする。
入り口で信頼しているから、いちいちどうでもいいことでも共感したりしない。
アドバイスをしたり批判したりしてもそれは信頼をした上で言っているわけであって、相手が嫌いだから言っているわけではない。
男性は仲良くない人には当たり障りのない話しかできない。「この授業だるくね?」「そのゲーム俺もやってるわ」みたいなクソな会話しかできない。相手を信頼しきっていないから
女性同士にしかわからない暗黙の了解もあるし、男性同士にしかわからない暗黙の了解もあるのだろう。
物事に関してどう反応するかが男性と女性では全く異なっているって事。
もうね、これは良い悪いではなくて仕方がない事。
どの本だったか忘れてしまったが、犯罪を犯した人を電気椅子に座らせて電流を流し、苦しんでいるところを、男性と女性に見せたところ違う反応をしたらしい。
男性は「悪さをしたのだから当然だ」と思い、女性は「悪いことしたのはわかるけど、かわいそう」と思う傾向が強いらしい。
相手を理解できないからと言って相手を罵る賢い行動ではない。
「これだから日本の男は…」 「女はバカ」
こういうこと言ったって何も起こらない。
大事なのは自分たちがどのようにコミュニケーションをとりどう反応するかの傾向を知っておくことだろう。
もちろん知っているだけでは全て解決はしないが。
相手が何を言っているのを言葉だけではなく空気で「なんとなくこうかな?」と汲み取ることが男女が仲良くやっていける一つの手段かもしれない。
仲良くいこうぜ。