こんにちはゆっきーです。
今回はスポーツの話題から少し発展させて考えていきたいと思いおます。
チームスポーツや団体競技ではいわゆるレギューラと呼ばれる試合に多く出る選手とあまり試合に出れない控えの選手に分かれます。
僕がスポーツを観て学んだことは「万能な人はレギュラーにはなれない」ということです。
あ、例外はもちろんありますよ。僕が知っている限りだと野球のイチロー選手ですね。
彼は走攻守バランスの取れた選手で今やメジャーリーグのスターです。
今は歳のせいか成績はあまり良くないですが、全盛期の彼の活躍は野球を観ない人でも知っているほどです。
実は一つ一つの分野で観ていくと彼より打率を残せる選手はいるのです。足が早い人もいるのです。
守備が上手い人もいるのです。肩が強い人もいるのです。
しかし全ての分野において一流の実力を持ち、なおかつケガをしないというところが彼のスゴいところなのです。
あ…イチローも本当の意味で万能ではないのかもしれない笑。大谷翔平ハンパねーわ。
あとは体操の内村航平選手かな、2016年のリオオリンピックでは素晴らしい演技を見せてくれました。
彼のスゴいところも全ての競技を高いレベルで行うことができるところにあります。
だから個人総合であれだけの強さを発揮しているのです。
床種目だけで見ると白井くんの方が上手いですからね。
かと言って白井くんが個人総合で勝てるかと言ったらまた別の話です。
万能と言っても、全てが一流クラスであればそれはとんでもない怪物です。
ですが、みんながみんなどの分野でも一流の万能になれるわけではありません。
中途半端に万能がゆえにレギュラーになれない選手の例を挙げましょう。
北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士選手です。(杉谷選手をディスっているわけではありません、むしろ彼にはレギュラーになって欲しいと思っています。)(2017年8月18日現在)
彼の特徴はピッチャーとキャッチャー以外はどこでも守ることができることです。
野球に詳しくない人はあまりピンとこないと思いますが、ようは守備に関しては万能だと思っていただいて結構です。
「へースゴいじゃんレギュラー取れるんじゃない?」と思うかもしれませんが、どこでも守れるからレギュラーになれないんです。圧倒的に打てるとかであれば別ですが、杉谷選手より打てる選手は他にいます。
チームからするとこういう選手は使い勝手がいいのでレギュラー陣にケガ人が出た時や、誰か休ませたいときに使うという、穴埋め的な使われ方をされます。
他の選手はある特定のポディションしかできない、またはできるが上手くないということが多いです。
ゆえに選択肢が狭いのでレギュラーになるかならないかは突出した長所があるかないかで決まったりします。
「俺はここは守れない」「俺は打てない」「俺は球が速くない」団体スポーツはこれでいいんです。
守れないなら代わりに打つ、打てないなら代わりに守る、球が遅いなら変化球やコントロールを鍛える。これでいいのです。
変に全てを完璧にしようとすると、全てが中途半端になってしまうのです。
身近なもので考えてみましょう。
学校とかでは英語で100点取れるのに数学は30点とか。
社会人の人だったら、営業でバンバン契約とるのに、エクセルでグラフ作れないとか。
あ、もちろん全てできた方がいいですが、こういう人の方が特定の分野で活躍しやすいんじゃないかなと。
英語も数学も60点、営業もパソコンもそこそこできる。こういう人の方が微妙です。
こういう人はどこにいてもそこそこなので人事異動や地方に転勤とかなりやすいんじゃないかという推測をしています。
中途半端に万能になってもしょうがないと思うんですよね。
世間的には長所を伸ばすよりも短所をなくす方が先に重視される傾向にあると思います。
塾とかの宣伝でも「ニガテをなくす!」とかいう謳い文句をよくみますが、僕は得意を伸ばす方が先の方がいいと思っています。
僕は「勉強」で楽しさを感じたことはないのですが、得意分野のテストでいい点数を取れると楽しいんですよね。
得意なものがどんどん得意になっていくと自信もつくしその教科に関しては余裕ができる。
苦手に手を出すのはそれからでもいいのかなと。(勉強に関しては色々な要因が絡むのでこんなに単純な話ではないですが。)
これってなんでも一緒だと思うんですよね。
内向的な人もまず何か自分の得意なこと、好きなことに一生懸命打ち込んでみる。
アニメでも、音楽でも、映画でもなんでもいいと思います。
一つのことに集中、特化してある程度自信や納得がいったら他のことに目を向ければいいと思います。
万能な人はレギュラーになれないという僕の考えを発展させていくと
ニガテを先に克服させようとする風潮は何か大きな力が働いている。
そしてニガテを克服させると誰が得をするのか、誰にとって都合がいいのか?
内向的な人がよしとされない風潮も同じではないかと仮定しています。
いいじゃない他人と絡めなくても、自分の得意分野を伸ばしていけばいいじゃん。
しかし、バラエティーも守備範囲とはなんというこだ…